どうもサンフランシスコ支部です。 うん年間眠らせていた個人レッスンはGreta先生と共に再開しました。
名古屋でいう市民会館はここでは教会に当たる。考えてみれば「市民が集會する館」って教会しかないもんな。なるほど。朝の礼拝が終わったところで2階のパイプオーガンの真横でレッスンを開始しました。
何回か大人数で指導を受けたことはあるが個人は名古屋の教室をのぞけば初めてなので、名古屋の教室で吹いていた曲とかよつばのレパートリーを見せたら、「じゃあ古楽中心だね!」と方針があっさりと決まりました。
ひとりより合奏の方がタメになるということで、とりあえずかつて吹いていたフランスものの二重奏集からスタートしました。元々ソプラノ2本のはずが「あたしアルトで下の線を吹くから」と軽々と転調しました。プロはすごいわ。
超ポジティブな指導ゆえに「この時代のこんな作品ならこんな吹き方やあんな解釈の仕方もあるよ!一通りやってみて好きな方法で吹いてちょうだい!」という指導を受けて、終始わくわくしっぱなしのわけです。
練習のメニューも考えてくれました。忘れる前にメモしておきます。
ロングトーンで心身を落ち着かせながら笛を暖める。ポイントは体と笛を音で充満させること。
技術の練習。練習譜を使って1つだけ練習したいことを決めてそれだけ意識して練習する。 今日気づいたポイント:指は速く吹くためになるべく軽く重ねて、力を抜くこと。和太鼓と同じだ。
レパートリーの練習。さきほど決めた重点を意識して練習。
何でもいいから好きなのを吹く。必ず楽しいことで練習を終えること。
ちなみに練習用の楽譜はたった1枚。「これで数ヶ月間、数年間は持つから」だとか。 相当の技量がないとこんな教え方はできないはず。今後めっちゃ楽しみだ。
本日のメニュー:
Das Tägliche Pensum「毎日の練習」by Hans Ulrich Staeps (A)
Six Gallant Duos「6つのロココ様式による二重奏」by E.PH. Chédeville (SA)
コメント